【5分で読む】上司との会話が噛み合わない、を解決!ビジネスコミュニケーション極意×ロジカルシンキング
上司会話が噛み合わない原因は「視点のズレ」。ビジネスコミュニケーションの極意は、相手の立場と関心を分解して理解すること。本記事では話が通じるようになる根本的に解決のためのロジカルシンキングの「要素分解」と伝え方の型を5分で解説します。
1. なぜ話が噛み合わない?原因の結論
■話が噛み合わない問題
「細かいニュアンスがわからない、伝わらない」
そんなモヤモヤ、感じることありませんか?
丁寧に話したつもりでも、
反応が薄い・すれ違うことはよくあります。
結果、意図したものと違う!
ということで叱られたり怒ったり。
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■なぜ話がかみ合わないのか?
質問です。
あなたは砂漠で、倒れている人を見つけました。
ギリギリ意識はありそうです。
何を与えますか?
「水」と答える人がそこそこでしょう。
では、オフィスで部長が倒れていました。
重要な打合せの直前です。
「打合せ、助けて」と張り紙があります。
あなたは何を与えますか?
ここであなたが「砂漠の水」、
に当たるものを差し出せれば解決です。
しかし、多くの人は「部長」が欲しいものがわかりません。
原因はこれです。部長のニーズをわかっていないのです。
部長はメロンソーダが欲しいと言っているのに、
水を差しだしたら、違う!と怒られますね。
■ どうしてこうなる?
視点のズレが原因です。
部長目線で仕事していますか?ということです。
すぐできる具体的な対策はこちらに記載しています。
この記事では、もっと根本的に解決する方法を記載します。
2. 極意:「相手の分解」。相手を理解する。
話が噛み合う極意は、
相手の関係者と興味を分解して把握することです。
■ロジカルシンキングはどう使う?
ロジカルシンキングの「要素分解」が、
理解するのに必須のアプローチです。
- 部長は誰に評価される?
- 何を成果として評価される?
これを知らずに話すと、
ピントがずれた内容になり、噛み合いません。
3. フレームワーク:相手の“立場”と“関心”を要素分解する
「話が噛み合わない」理由は、
相手が何をしたい(何に関心をもって)、をわかってないからかもしれません。
そこで、伝える前に
- 相手の関係者ステークホルダー(=誰のため?)
- 興味・関心の範囲(=何に成果を感じている?)
を分けて整理することが重要です。
✔ 具体的な分解手順(3ステップ)
① ステークホルダーを特定する
→ 例:上司ならその上の「部長」「経営層」、同僚なら「プロジェクト全体」など
→ 「この人は誰に対して成果を出そうとしているか?」
② その人の関心・成果基準を明らかにする
→ 例:納期?コスト?品質?顧客満足?
→ 「この人は何を“うまくいった”と判断するのか?」
③ そのうえで、自分の話がどう関係するかをつなげる
→ 「この話は、相手のステークホルダーや関心とどう接続するか?」
4. シーン別:話し方の型、相手の立場別の伝え方
理解をしたら、大まかな相手の立場別の伝え方を理解すると、効果が即!感じられます。
相手ごとに話し方を切り替えるだけで、
「噛み合わない」が「通じる」に変わります。
✔ 上司の場合
- 結論→判断材料→背景 の順に伝える
- 判断に必要な順番で伝えるとスムーズです。
✔ 同僚の場合
- 目的→背景→依頼内容 の順に伝える
- 共通理解を作る順番で話すのがコツ。
✔ 他部署の場合
- 相手のメリット→こちらの意図 の順に伝える
- 相手の達成目標にヒットさせるのがポイント
5. まとめ&すぐできるチェックリスト
話す前に、自分にこの3つを問いましょう:
- この人は誰のために働いてる?
- 今、何を重視している?
- この話は相手にとって価値がある?
これだけで、会話の温度と理解度が変わります。
6. 得られる変化
- 上司や同僚と話が噛み合うようになる
- 会話のミスが減り、信頼が深まる
- 仕事が早く、スムーズに進むようになる
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